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【出産】いよいよ出産予定日が近づいてきた




過ぎてみればあっという間ですが、その時ってすごい長い!

出産するときの事って何年たっても忘れられない記憶です。

一型糖尿病になってインシュリンを毎食打って日々低血糖や、血糖値に向き合って頑張って出産しました。

不安なことも、あったけど

案ずるより産むが易し

とはこの事か?

目次

実家で過ごす

大きなおなかを抱えながら実家に帰り、出産までの時間をゆったり過ごしていました。

動くのもお腹が大きくて大変でした。。。

自分の二階の部屋に行くのに階段の昇り降りが怖くて大抵居間で過ごしていました。

あまりにも動きたくなくて、午前中はゴロゴロして。

眠いし。。。

それにしてもギリギリまで仕事をしていたから体重管理はばっちりでしたが、最近増加傾向(>_<)

夕方になって少しだけ散歩をして本屋に行って、役立つ本を買ってきては読みあさっていました。

フッと赤ちゃんが生まれてからの生活を想像してみたんですけど。

ん?赤ちゃんっていつ寝るの?ずっと?

泣いちゃっても私なんで泣いてるかわからないかも。。。

母乳って出るのかな???

・・・・。

こうした疑問が日々沸き上がり結局頭は忙しくフル回転していました(>_<)

39週4日め

予定日ももうすぐ。

ドキドキ毎日を過ごしていると、予定日がちょっとずつ近づいてきました。

その日も落ち着かずに予定日前々日

夕食も済ませてシャワーを浴びようとしたところ、なんだかマットが濡れている?

うひゃー!
破水かな???

焦る気持ちもありながら、陣痛みたいな痛みはなかったのを確認。

でも、急いで病院に連絡をして母と一緒にタクシーで向かいました。

タクシーの運転手さんも快く乗車させてくれて嬉しかったです。

入院

病院について診察してもらうと、破水したわけではなかったらしい。

勘違いだったみたい。

でも、なんと

陣痛が始まってるわよ

と、先生。

え~~~!
痛くないのに?
想像と違うぞ???

そんなこんなで、出産するために入院になりました。

しかしながら気づかなかった。。。

でも、時間と共にきました!

ベッドで横になっていると

う~~~~~!
い、痛い。

深呼吸をするように息を吸って~吐いて~

そうだ、そうだ!
練習したっけ!

その調子ですよ~
上手にできてるから、痛みが来たら呼吸を整えてくださいね!

痛みの間隔はまだまだあいているので、少し余裕もありつつ、ドキドキしていました。

おなかの赤ちゃんも少しずつ準備しているようで、愛おしくて早く会いたい気持ちになりました。

翌日無事出産

パパにも連絡をしておきました。

私の両親は、朝から来てくれたのかな?

陣痛の間隔が狭まってきました。

陣痛が来るたびに抑えきれないような痛みがあり、看護婦さんがボールを使って押してくれました。

看護婦さんも忙しいのに申し訳ない!!と思いつつも、痛みから逃れられず、甘えてしまっていました(泣)

どんどん赤ちゃんも産道を進んでくれて

あっという間に出産できそうですよ~

と言う看護婦さんの、言葉に支えられ、頑張っていました。

が、赤ちゃんも疲れたようでその後なかなか降りてこなくなってしまいました。

もう少し様子を見て、変わらないようなら陣痛促進剤を打ちましょう

促進剤?
普通に生まれてくるものじゃないの?

ちょっとびっくりもしましたが、点滴をされたのでこれが促進剤なのかな?

結局しばらくしても変わらず2回使用した様子。

その後やっといきむことができました

でも、体が小さいからか?足に力が入らないので、踏ん張りが効かず看護師さんたちに足の踏み場を作ってもらいました。

もー、こんなに大変なの????

お腹を押されたり、呼吸を整えていきんだり、チームみたいでした(笑)

あとひと踏ん張り、頑張って!
せーの!!

その時です!

ばきっ

全員が一瞬止まりました!!

え?
何の音?

・・・。
大丈夫!
はい、続けて!

なんだ?
骨が折れた音?
でも、全然痛くない。

なんだかわからなかったけど取り敢えず赤ちゃん産むほうが先だ(汗)

その後やっとかわいい産声をあげて、出てきてくれました。

あ~~~~~!

やっと、やっと出産できたんだ~!

はっと我に返ったような、驚きと、喜びでいっぱいでした。

赤ちゃん、産めたんだ。

すごい!赤ちゃんが欲しいっていう願いを叶えられたんだ!

そして感動のご対面~

そこには生まれたばかりでまだ目が開ききらない、とっても小さくて可愛らしい私の赤ちゃんがいました。

正直生まれたての赤ちゃんってお猿さんみたいなんでしょ?と、思っていましたが全然別物でした。

とっても愛おしくて、大切な存在。宝物です。

出産にかかった時間と、その後

妊娠してから私のお腹の中に39週と5日間いてくれた赤ちゃんは、8時間17分かけて、生まれてきてくれました。

平均よりも早く生まれてくれたみたいですが、私にとってはとってもながーい体験でした(汗)

結局出産のときに鳴ったあの音は、やっぱり骨が折れた音でした。

出産の痛みが引くころ、尾てい骨の痛みが入れ替わりで出てきてへっぴり腰でしばらく過ごしました(苦笑)

でも、たくさんの先生方に助けてもらい出産できました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです

もちろんその後、パパとも両親とも対面して、涙涙で喜びました(*^^*)

振り返ると初心に戻るというか。

今は子育てで怒ることもあるけど、出産の時の

元気に生まれてきてくれてありがとう

っていう気持ちをいつまでも忘れずに子育てしたいです(*^^*)




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この記事を書いた人

37歳の時妊婦さんになって、一型糖尿病と診断されました
それまでずっと普通に過ごしてきたけど。。。
子供に命を救われた気がしました
その子供も今は小学生

これまであったことや、やんちゃな子供との生活を記していきます

当時の悩みはもういい思い出
楽しく毎日過ごしています

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